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【徹底比較】フォレスター4代目(SJ系)前期・後期モデルの違いとは?中古車選びの完全ガイド (2025年05月版)

フォレスター4代目(SJ系)前期・後期モデルの違いとは?

この記事を最後まで読めば、スバル4代目フォレスター(SJ系)の前期型と後期型(特に2015年10月以降のD型)の具体的な違いが全て明確になり、あなたに最適な一台を見つけるための確かな知識が手に入ります。

「SJ型フォレスターの中古車を探しているけれど、前期と後期で何が違うの?」「D型って具体的にどこが進化した?」「どのモデルが自分に合っているかわからない…」そんな疑問や不安を抱えていませんか?年式やグレードによって装備や性能が大きく異なるため、違いを知らずに選んでしまうと後悔するかもしれません。

この記事は、自動車専門ジャーナリストが、スバル公式情報、専門メディアの試乗レポート、オーナーレビュー、リコール情報といった多数の信頼できる情報源を徹底的に調査・分析し、客観的な事実と詳細な比較に基づいて執筆しました。

本記事では、エクステリアの変貌から、インテリアの質感向上、アイサイトやX-MODEといった先進技術の劇的な進化、さらには知っておくべきリコール情報まで、前期・後期の違いを項目別に徹底解説。あなたのフォレスター選びを強力にサポートし、後悔のない中古車購入へと導きます。

メインキーワード「フォレスター 4代目 前期 後期 違い」に加え、「SJ型」「D型」「アイサイト」「X-MODE」といった重要ポイントに触れつつ、外装、内装、安全装備、走行性能、グレード、中古車購入時の注意点といった記事構成の概要を示します。

それでは、あなたのカーライフを豊かにする4代目フォレスターの深掘り比較を始めましょう!

目次

4代目フォレスター(SJ系) 前期・後期モデルの概要と見分け方

4代目フォレスター(SJ系)は、2012年から2018年まで販売された人気のSUVです。この期間中、スバル特有の年次改良システムである「アプライドモデル」によって、A型からE型まで進化を遂げてきました。アプライドモデルは、アルファベットが進むごとに細かな改良が加えられることを意味し、エンジンルーム内のプレートなどで確認できるとされています。

一般的に、SJ型フォレスターは以下のように区分されます。

  • 前期型: 主にアプライドモデルA型~C型(2012年11月~2015年10月頃)を指します。
  • 後期型: アプライドモデルD型以降(2015年10月~2018年)を指します。特にD型は2015年10月28日に発表、同年11月2日に発売されたマイナーチェンジモデルであり、これが前期型と後期型を分ける大きな転換点です。

このD型へのマイナーチェンジは、単なる小規模な変更ではなく、エクステリアデザインの大幅な刷新、安全技術の飛躍的な進化(特にEyeSight Ver.3の搭載)、そして走行性能に関わるX-MODEの改良など、実質的なフルモデルチェンジに近い大幅なアップデートが行われました。複数の情報源がD型での「マイナーチェンジ」や「ビッグマイナーチェンジ」、「進化」、「大幅な改良」といった言葉でその変化の大きさを伝えています。具体的には、フロントフェイスの変更、EyeSight Ver.3の採用、X-MODE制御の改善など、車の根幹に関わる部分での進化が見られます。これらの変更は表面的なものではなく、車の魅力や商品価値を大きく左右するため、D型マイナーチェンジは中古車を選ぶ上で極めて重要な判断基準となります。スバルの年次改良文化は、ユーザーにとっては細かな進化を追いやすい反面、中古車選びでは「どの型からが自分にとって意味のある改良か」を見極める必要があり、このD型がその大きな分水嶺であることを理解することが、賢い中古車選びの第一歩と言えるでしょう。

【外装編】前期と後期でどう変わった?デザインと機能性の進化

中古車選びの第一歩として、前期型と後期型の外観上の明確な違いを理解することは非常に重要です。特に後期型(D型以降)では、デザインと機能性の両面で大きな進化が見られます。

フロントフェイス:より精悍に、よりモダンに進化した後期型

前期型(A~C型)のフロントデザインは、当時のスバル車に共通するオーソドックスなSUVスタイルが特徴でした。グリルやバンパー、ヘッドライトの形状は、力強さの中にも比較的落ち着いた印象を与えていました。

これに対し、後期型(D型以降)では、スバルのデザインコンセプト「Dynamic x Solid」をさらに深化させた**「BOLDER」**という思想が取り入れられ(この思想は次世代のSK型フォレスターでより明確になりますが、SJ型後期にもその方向性は見られます)、フロントフェイスはよりシャープで現代的な表情へと大きく変貌を遂げました。

  • フロントグリル: 後期型(D型)では、スバル車の象徴であるヘキサゴングリルが大型化され、より立体的で存在感を増したデザインへと変更されました。オーナーの中には「前期グリルがどうしても気に入らず、後期グリルに交換した」という声も、オーナーレビューなどで見受けられます。
  • フロントバンパー: バンパーも新デザインとなり、面を大きく取ることで立体感を強調し、より力強い造形へと進化しています。XT系グレードでは、さらに専用デザインのバンパーが採用され、標準グレードとの差別化が図られています。

この後期型(D型)のフロントマスク変更は、単なる意匠変更に留まらず、スバルのブランドイメージである「安心と愉しさ」をより大胆に表現し、SUVとしてのタフネスさと洗練さを両立させる狙いがあったと考えられます。デザインコンセプト「BOLDER」が「個性をより“大胆に”際立たせる」ことを目指していること、そして後期型では無塗装部分を縮小しデザイン論理を変更したことで「ラギッド感」と「タフネスさ」を演出しつつ洗練度を増したという情報からも、その意図がうかがえます。つまり、後期型は単に新しい顔つきになっただけでなく、スバルが目指すSUVの理想像(タフでありながら都会的でもある)をより明確に打ち出すための戦略的なデザイン変更であったと言えるでしょう。

ヘッドライト:HIDからLEDへ、夜間視認性と先進性の向上

ヘッドライトは、夜間走行の安全性を左右する重要なパーツであり、前期型と後期型で大きな進化が見られます。

  • 前期型 (A~C型): 主にHID(高輝度放電灯)ヘッドライトを採用していました。
  • 後期型 (D型~): LEDヘッドライトへと進化し、夜間の視認性が大幅に向上しました。従来のディスチャージランプから、1灯でハイビームとロービームを切り替えるタイプに変更されています。さらに、ステアリング操作と連動して照射角を変えるステアリング連動ヘッドランプも採用されました。

後期型(D型以降)の大きなトピックとして、**アダプティブドライビングビーム(ADB)**の採用が、当時の報道資料などで確認できます。これは、EyeSightのステレオカメラが対向車や先行車を検知すると、ヘッドランプ内部のシェードを作動させて相手車両の部分だけハイビームの照射を抑える先進機能です。これにより、ドライバーは頻繁にハイビームとロービームを切り替える手間なく、常に最大限の視界を確保しながら、他車への眩惑を防ぐことができます。このADBは、アドバンスドセーフティパッケージに含まれる形で提供されたとされています。

このLEDヘッドライト化とアダプティブドライビングビームの採用は、単に光源が変わっただけでなく、夜間運転時の安全性と快適性を飛躍的に向上させた重要な進化です。LED化による明るさと長寿命化に加え、ADBがハイビームを積極的に使えるようにすることで、ドライバーの視界確保と対向車への眩惑防止を両立。さらに注目すべきは、これらのヘッドライトの改良が、EyeSightの夜間認識性能向上にも寄与している点です。EyeSightはカメラで対象物を認識するため、視界の確保がその性能を大きく左右します。つまり、ヘッドライトの進化は、直接的な視認性向上だけでなく、EyeSightの性能向上という間接的な安全貢献もあり、夜間運転の質を総合的に高めていると言えるでしょう。

テールランプとリアデザイン:細部の変更点と全体的な印象

フロントフェイスほど劇的な変化ではないものの、後期型ではテールランプデザインにも手が加えられ、LEDの採用範囲が拡大されたと考えられます。一般的にマイナーチェンジでは、より現代的でシャープな印象を与えるためにLEDテールランプの採用が進む傾向にあり、後期型フォレスターのカタログにも「LEDリヤコンビランプ」の記載が見られます。社外品パーツ市場でも、SJ型フォレスター用のLEDテールランプが人気を博していることからも、純正でのLED化への関心の高さがうかがえます。

リアバンパーやガーニッシュ類についても、フロントデザインとの調和を図るための細かな変更が施されている可能性があります。これらの変更は、モデルライフ後半における商品力を維持し、古臭さを感じさせないための配慮と言えるでしょう。LED化は省電力性、長寿命、点灯速度の速さといった機能面に加え、デザインの自由度向上にも寄与するため、現代的な印象を与える効果があります。

ホイールデザイン:グレードと年式によるバリエーション

フォレスターSJ型は、前期型・後期型ともに17インチと18インチのアルミホイールが設定されていました。

後期型(D型)へのマイナーチェンジの際には、このアルミホイールのデザインも一新されたと、当時の自動車メディアなどで報じられています。具体的には、17インチホイールは燃費向上を意識した空力性能に優れたデザイン、18インチホイールはSUVの力強さと切れのあるスポーティ感を融合させたデザインが採用されたとされています。これは、単に見栄えを変えるだけでなく、機能性やグレード間の性格付けを明確にする意図も見て取れます。

グレードによってもホイールデザインは異なり、例えばXT系グレードでは専用デザインのホイールが与えられ、スポーティさを強調していました。中古車を選ぶ際には、装着されているホイールのデザインやサイズも、その車のグレードや年式を判断する上での一つの手がかりとなります。ただし、社外品ホイールに交換されている場合もあるため、注意が必要です。なお、フォレスターSJ型のPCD(ホイールボルト穴のピッチ円直径)は100mmであるとされています。

【内装編】質感と快適性が向上した後期モデルのキャビン

後期型(D型以降)のフォレスターは、エクステリアだけでなくインテリアにおいても質感と快適性が大きく向上しています。ドライバーが常に触れる空間だからこそ、その進化は満足度に直結します。

ダッシュボードとメーター:視認性と情報表示の進化

前期型(A~C型)のダッシュボードやメーターは、機能的ではありましたが、やや実用本位な印象でした。

後期型(D型)では、この点が大きく改良されています。特に注目すべきは、新採用された**「マルチインフォメーションディスプレイ付ルミネセントメーター」**です。このメーターは、エンジン始動時にピアノの音色と共にウェルカムアニメーションが表示されるなど、乗車時の高揚感を演出。中央にはカラー液晶ディスプレイが配置され、車両情報やEyeSightの作動状況などをグラフィカルに表示し、視認性と情報伝達能力が大幅に向上しました。オーナーからは「メーターの変更だけで高級感がかなり増した」との声も、オーナーレビューサイトなどで聞かれるほどです。

インパネの加飾パネルも、グレードに応じてピアノブラック調、カーボン調+シルバー塗装、あるいは特別仕様車「Style Modern」ではクロスメッシュ+シルバー塗装といった専用品が奢られるなど、細部にわたって質感が追求されました。C型においても「内装について加飾を増やし」との言及が、当時の改良情報に見られ、年次改良ごとに質感を高めていくスバルの姿勢がうかがえます。

この後期D型のメーター変更は、単なる表示の変更ではなく、ウェルカム演出などを含め、ドライバーが車と対話する際の「体験の質」を高めることに貢献しています。視覚情報だけでなく聴覚や感覚的な満足度向上も意図されており、スバルがD型において、機能性だけでなく、ドライバーの感性に訴えかけるような内装の進化を目指したことが見て取れます。

内装素材とシート:触感と座り心地へのこだわり

内装全体の質感向上は、シート素材やデザインにも顕著に表れています。前期型では標準的なファブリックシートが中心でしたが、後期型(D型以降)では、より上質な素材やこだわりのデザインが採用されました。

  • シート素材の進化:
    • アウトドア志向のグレード「X-BREAK」には、撥水ファブリックシートが採用され、アクティブな使用シーンに対応していることは、当時のカタログなどで確認できます。
    • 特別仕様車「Style Modern」では、ウルトラスエード®と合成皮革を組み合わせた専用シートが採用され、高い質感を演出したとされています。
    • 上位グレードでは本革シートのオプションも設定されました。
  • シートデザインとステッチ: グレードの個性を際立たせるため、シートデザインやステッチの色にも工夫が凝らされました。例えば、「X-BREAK」ではオレンジステッチ、「Style Modern」ではブルーグリーンステッチが採用され、キャビンにアクセントを加えています。
  • 快適装備の充実: 運転席・助手席パワーシートの採用グレードが拡大されたのも後期型の特徴です。

オーナーからは、後期型のインテリアについて「素晴らしく良かったです」といった高い評価の声も、オーナーレビューサイトなどで聞かれ、スバルが内装の質感向上に注力したことがうかがえます。特に特別仕様車では、シート素材やステッチの色使いに工夫を凝らすことで、標準グレードとの差別化を図り、特定の顧客層(質感重視、アウトドア志向など)への訴求力を高めました。これは、多様化するニーズに対応するための戦略と言えるでしょう。

ステアリングホイールとスイッチ類:操作性とデザインの変更

ステアリングホイールも、ドライバーが常に触れる部分であり、そのデザインや操作性は運転体験に大きく影響します。

前期型(A~C型)のステアリングは、基本的な機能を備えていましたが、後期型(D型以降)では、質感と操作性の向上が図られました。C型で「ステアリングスイッチもデザイン変更が行われ質感アップが図られています」との情報が、当時の改良情報にあり、D型以降もこの流れを汲んでいると考えられます。

具体的には、本革巻きステアリングの標準装備グレードが拡大されたことは、当時のグレード表などで確認でき、握り心地が向上。また、シート同様にステッチの色にもグレードごとの個性が反映されました(例:オレンジ、シルバー、ブルーグリーン)。

EyeSight Ver.3をはじめとする先進機能の追加に伴い、それらをより直感的かつ安全に操作できるよう、ステアリングスイッチのレイアウトやデザインにも改良が加えられた可能性があります。これらの変更は、ドライバーインターフェース全体の洗練度を高めることに貢献しています。

インフォテインメントシステム:ナビ、オーディオ、接続性の進化は?

4代目フォレスターSJ型のインフォテインメントシステムは、前期型では当時の標準的なナビゲーションシステムやオーディオが中心でした。

後期型(D型以降)では、メーターパネル内のマルチインフォメーションディスプレイとの連携が強化され、ナビゲーション情報の一部表示などが可能になるなど、使い勝手が向上しているとされています。

Subaru STARLINKについては、SJ型D型での具体的な対応状況は、当時のカタログや広報資料からは断定的な情報が少ない状況です。新しい世代のフォレスター(SK型、SL型)や他車種では積極的な導入が見られますが、SJ型D型での詳細な機能搭載については、当時のカタログや実車での確認が必要です。アメリカ市場では充実した機能が提供されていたようですが、国内仕様とは異なる可能性があります。

Apple CarPlay / Android Autoへの対応についても同様で、SJ型D型のスバル純正システムが標準で対応していたかは明確ではありません。アルパインなどの社外ナビでは対応製品が存在したようですが、純正システムでの対応は、より新しい世代のモデルが中心となっている情報が多いです。

4代目フォレスターSJ型のライフサイクル(2012-2018年)は、スマートフォン連携機能(Apple CarPlay/Android Auto)が自動車業界で急速に普及し始めた時期と重なります。しかし、提供された情報からは、SJ型後期(D型、2015年10月~)でこれらの機能が標準的かつ広範に搭載されていたかは断定しにくい状況です。これは、当時の車載システム開発サイクルとスマートフォン連携技術の進化速度の間にギャップがあった可能性を示唆しており、中古車選びの際には、ナビゲーションの種類(純正か社外品か)や搭載されている機能(特にスマートフォン連携機能の有無)を個別にしっかりと確認することが、期待外れを避けるために非常に重要となります。

【パワートレイン・走行性能編】走りの質はどう変わった?

フォレスターSJ型は、スバル伝統のシンメトリカルAWDと水平対向エンジンを核に、信頼性の高い走行性能を提供します。前期型と後期型では、エンジンの基本構成に大きな変更はないものの、CVTの改良や足回りのチューニングによって、走りの質感が向上しています。

エンジンとCVT:フィーリングと効率性のバランス

フォレスターSJ型には、主に2種類のエンジンが搭載されていました。

  • 2.0L NA(自然吸気)エンジン (FB20 – SJ5系): 最高出力148ps、最大トルク20.0kg・mを発揮することは、当時の諸元表で確認できます。前期型から搭載され、後期D型でも継続採用されました。扱いやすさと経済性のバランスに優れたエンジンです。
  • 2.0L 直噴ターボエンジン (FA20 DIT – SJG系): 最高出力280ps、最大トルク35.7kg・mという圧倒的なパワーを誇ります。こちらも前期型から搭載され、後期D型でも「2.0XT EyeSight」などのグレードに搭載されました。ハイオクガソリン指定となります。

エンジン自体に前期型と後期型で大きな変更があったという情報は提供されていませんが、注目すべきはトランスミッションであるリニアトロニックCVTの熟成です。

前期型から採用されているリニアトロニックCVTですが、後期型(D型)ではさらなる改良が施されました。具体的には、「リニアトロニックの改良などを施し、走行時の静粛性を向上」させたと、当時の報道発表資料などで述べられています。また、オーナーからは「CVTも進化して、発進時のリニアリティが向上し、以前よりも直結感があるように感じます」「CVTの微かな『みゅーん』という音も、もう、聞こえません」といった声が、オーナーレビューサイトなどで聞かれ、大幅な軽量化と静音化が図られたとの情報もあります。

これらのCVTの改良は、静粛性向上だけでなく、発進時のダイレクト感向上にも寄与しており、より自然で応答性の良いドライバビリティを実現したと考えられます。CVT特有のネガティブな印象(ラバーバンドフィールやノイズ)を低減し、エンジンの出力特性を効率よく引き出しつつ、運転の楽しさや質感を高めるための重要な進化と言えるでしょう。

燃費性能:JC08モード燃費の比較

燃費性能(JC08モード)については、以下の通りです。

  • 前期型 (A~C型):
    • 2.0L NA (SJ5): CVTモデル(アイドリングストップ付)で15.2km/L。6MTモデルでは13.2km/L~13.4km/L程度でした。
    • 2.0L ターボ (SJG): CVTモデルで13.2km/L
  • 後期型 (D型~):
    • 2.0L NA (SJ5): CVTモデル(EyeSight搭載車)で16.0km/L
    • 2.0L ターボ (SJG): CVTモデル(2.0XT EyeSight)で13.2km/L

この比較から、NAモデルは後期型で燃費が若干向上している(15.2km/L → 16.0km/L)ことがわかります。一方、ターボモデルのJC08モード燃費には変化が見られません。

ただし、これらはあくまでカタログ値であり、実際の燃費は運転スタイルや走行状況によって大きく変動します。SJ系フォレスターの実燃費に関する情報としては、自動車メディアの集計データで平均11.33km/Lというものや、現行型(SK型)の通常モデルとほぼ同等であったという報告が見られます。また、オーナーレビューによれば、ターボモデルの街乗り実燃費は8~10km/L程度という声もあり、購入を検討する際には、カタログ値だけでなく、こうした実燃費に関する情報も参考にすると良いでしょう。

安全性の飛躍的向上:EyeSight Ver.2からVer.3へ

フォレスターSJ型の後期型(D型以降)における最大の進化点の一つが、運転支援システム**「EyeSight(アイサイト)」のバージョンアップ**です。

前期型(A~C型)には、主に**EyeSight (ver.2)が搭載されていました。これでもプリクラッシュブレーキや全車速追従機能付クルーズコントロールといった基本的な運転支援機能は備わっていましたが、後期型(D型)ではこれがEyeSight (ver.3)**へと飛躍的に進化しました。

EyeSight (ver.3)の主な進化点は以下の通りです。

  • 認識性能の大幅向上:
    • ステレオカメラの検知距離・検知角が約40%拡大されたことは、スバルの技術解説資料などで確認できます。
    • カメラがカラー画像認識に対応したことも、当時の技術発表で明らかにされています。これにより、先行車のブレーキランプや信号など、より複雑な交通状況の認識精度が向上しました。
    • CPUの処理速度が大幅に向上したとされています。
  • 機能の進化:
    • 衝突回避可能な相対速度域の向上(カタログ値で50km/hまで)が図られました。
    • 全車速追従機能付クルーズコントロールの制御がより自然でスムーズになったと評価されています。
    • アクティブレーンキープ(車線逸脱抑制)機能の追加が、Style Modernの装備表などから確認できます。車線中央維持ではなく、車線を逸脱しそうになった際にステアリング操作をアシストする機能です。
    • AT誤発進抑制制御・AT誤後進抑制制御の搭載も確認できます。

このEyeSight Ver.3への進化は、単なる機能追加ではなく、認識性能の大幅向上(視野角、カラー化)により、より多様な状況での作動信頼性と精度を高め、予防安全のレベルを質的に向上させました。特にカラー認識化は、ブレーキランプの識別など、より複雑な交通状況への対応能力を高め、プリクラッシュブレーキの精度向上に大きく貢献しています。システムの”目”と”頭脳”が格段に良くなったことで、より早く、より正確に危険を察知し、適切な支援を行う能力が向上したのです。これにより、ドライバーの安全マージンは大幅に拡大し、中古車選びにおいて安全性を重視するユーザーにとっては非常に大きな判断材料となります。スバルの「事故ゼロ」へのコミットメントを象徴するこの進化は、D型以降のモデルの安全性を際立たせる重要な差別化要因と言えるでしょう。

アドバンスドセーフティパッケージ:さらなる安全支援機能

後期型(D型)からは、EyeSight (ver.3)をさらに補完する**「アドバンスドセーフティパッケージ」**が新たに採用されました。

このパッケージには、主に以下の機能が含まれると、当時のカタログや報道資料で紹介されています。

  • アダプティブドライビングビーム (ADB): EyeSightのステレオカメラと連携し、対向車や先行車を検知すると、ハイビームの照射範囲を自動的にコントロール。相手に眩惑を与えることなく、常に最適な前方視界を確保します。
  • スバルリヤビークルディテクション (SRVD): 車両後側方の死角領域に存在する車両や、後方から急接近してくる車両を検知し、ドアミラー上のインジケーターや警報音でドライバーに注意を促します。車線変更時や後退時の安全確認をサポートします。

これらの機能は、EyeSightがカバーする前方の安全性に加え、側方・後方や夜間の安全性をさらに高めるものであり、スバルの360度セーフティ思想を具現化しようとする姿勢の表れです。これにより、より多様な運転シーンでの危険低減が期待できます。

その他、後期型(D型以降)ではサイド&カーテンエアバッグが全車に標準装備されるなど、基本的な衝突安全性能も向上しています。

X-MODEの進化:悪路走破性と使い勝手の向上

フォレスターの大きな魅力の一つであるAWDシステムと、それをさらに効果的に活用するための電子制御システム「X-MODE」。これも後期型(D型以降)で大きな進化を遂げています。

前期型(A~C型)のX-MODEも、エンジン、トランスミッション、AWD、VDC(ビークルダイナミクスコントロール)を統合制御し、悪路走破性を高める基本的な機能は備えていました。しかし、一部の状況では課題も指摘されていました。特に、ハンドルを切り舵角を与えていると、X-MODE使用時でも後輪へのトルク配分を意図的に弱めてしまう制御があり、これが旋回を伴う登坂などでの脱出能力に影響を与えることが、専門家のレビューなどで指摘されていました。

後期型(D型以降)では、このX-MODEの制御ロジックが大幅に改善されました。

  • トルク配分の最適化: 最大の改良点として、ステアリングの舵角に関わらず、路面状況に応じて適切なトルク配分を行うように進化したと、スバルの技術解説で述べられています。これにより、旋回時や凹凸のある不整地など、より幅広い状況での走破性が大幅に向上しました。
  • X-MODE自動復帰機能の追加: これまでは車速が約40km/h以上になるとX-MODEが自動的に解除されていましたが、後期型では一度解除されても、車速が約35km/h以下に低下すると自動的にX-MODEに復帰する機能が追加されたと、当時の広報資料などで確認できます。これにより、悪路が断続的に続くような場面でも、ドライバーがスイッチ操作を繰り返す煩わしさが軽減され、より運転に集中できるようになりました。
  • ヒルディセントコントロールの制御変更: 急な下り坂で車速を一定に保つヒルディセントコントロールの制御も改良され、よりスムーズで安心感のある降坂が可能になりました。特に、アクセル操作による緩やかな加速時のコントロール性が向上しているとされています。

この後期型X-MODEの進化は、スペック上の変化以上に、実際の悪路や雪道といった滑りやすい路面での「実用的な走破性」と「運転の容易さ」を格段に向上させました。前期型の弱点であった旋回時のトルク抜けが解消され、さらに自動復帰機能が加わったことで、ドライバーはより運転に集中でき、システムが状況に応じて賢くサポートしてくれるようになったのです。これは、フォレスターの「SUVとしての本質的な価値」を追求するスバルの思想を体現しており、単なる電子制御デバイスの追加ではなく、実用シーンでの信頼性向上に直結する、まさに「いざという時の頼りがい」を高める進化と言えるでしょう。

足回りと乗り心地:静粛性と操縦安定性のバランス

走行性能の基本となる足回りと、それに伴う乗り心地や操縦安定性も、後期型(D型)でリファインされています。

前期型のフォレスターは、比較的フラットな乗り心地が特徴とされていましたが、一部では接地感がやや不足しているとの評価も、自動車ジャーナリストの試乗記などで見られました。

後期型(D型)では、この点を改善すべく、サスペンション剛性の見直しダンパーの減衰力特性の最適化などが行われたと、スバルの技術資料で解説されています。これにより、よりダイレクトなハンドリングと接地感の高い安定した走行性能を追求しつつ、乗り心地の向上も図られています。オーナーからは「C型で感じられた微妙な横揺れがD型では改善されていた」といった声も、オーナーレビューサイトなどで聞かれます。

さらに、後期型(D型)では静粛性(NVH性能)も大幅に向上しています。具体的には、遮音材の追加や配置の最適化、ドア周りのシール性向上、さらにはフロントドアガラスやフロントウインドシールドの板厚アップといった対策が施されたと、当時の技術解説で述べられています。前述のCVTの静音化もこれに貢献しています。これらの改良により、ロードノイズや風切り音が効果的に低減され、より静かで快適な室内空間が実現されました。

これらの改良は、前期型の持ち味であった快適性を維持しつつ、よりドライバーの意図に忠実なハンドリングと接地感の高い安定した走行性能を追求し、走行性能全体の「バランスを再構築」しようとしたスバルの開発姿勢の表れと言えるでしょう。単に足回りを硬くするのではなく、総合的なチューニングによってスポーティさと快適性の両立を目指した結果、D型はより多くのドライバーが「走る愉しさ」と「長距離移動の快適さ」を実感できる、成熟した走行フィールを獲得したのです。

【グレード編】後期モデル(D型以降)の主要グレードと特徴

後期モデル(D型以降)のフォレスターSJ型は、基本性能の向上に加え、多様なニーズに応える魅力的なグレードラインナップが展開されました。ここでは主要なグレードとその特徴を、当時のカタログや報道資料を基に紹介します。

  • 2.0i EyeSight: EyeSight (ver.3) を搭載したベーシックグレード。E型からはCVT車の実質的なエントリーグレードとなりました。
  • 2.0i-L EyeSight: 2.0i EyeSightの装備を充実させた主力グレード。17インチアルミホイール、X-MODE、SIドライブ、LEDヘッドライト、本革巻きステアリングホイール、運転席・助手席・後席左右シートヒーターなどが標準装備となり、快適性と機能性をバランス良く備えています。
  • X-BREAK (特別仕様車): 2.0i-L EyeSightをベースに、アウトドアユースを強く意識した特別仕様車。エクステリアには専用のダークグレーメタリック塗装17インチアルミホイールやオレンジ加飾入りフロントフォグランプカバー、ブラックルーフレールなどを装備。インテリアには撥水ファブリックと合成皮革を組み合わせたシートや撥水カーゴフロアボード、随所にオレンジステッチをあしらい、アクティブな雰囲気を演出しています。
  • S-Limited (特別仕様車): 2.0i-L EyeSightをベースに、内外装の質感を高め、スポーティな印象を強めた特別仕様車。エクステリアには18インチアルミホイールやスポーティデザインのフロントバンパー(XT系に近いデザイン)を採用。インテリアには運転席・助手席8ウェイパワーシートなどを装備し、上級感を演出しています。
  • 2.0XT EyeSight: 2.0L直噴ターボDITエンジンを搭載する高性能グレード。専用デザインの18インチアルミホイールやエクステリアパーツ、アドバンストセーフティパッケージ、アクティブトルクベクタリングなどを標準装備し、フォレスターのポテンシャルを最大限に引き出す最上級モデルです。
  • Style Modern (SUBARU BOXER 50周年特別記念車): D型で2016年10月に発売された特別仕様車。2.0i-L EyeSightをベースに、エクステリアにはクロームモール付きサイドクラッディングやクロームウインドゥモール、専用デザインの17インチアルミホイール(ブラック塗装+切削光輝)などを装備。インテリアにはウルトラスエード®と合成皮革を組み合わせた専用シート(ブルーグリーンステッチ、専用タグ付)や、クロスメッシュ+シルバー塗装のインパネ加飾パネル、ブルーグリーンステッチを施したドアアームレストなどを採用し、上質で洗練された空間を演出。キーレスアクセス&プッシュスタート、運転席&助手席8ウェイパワーシート、アドバンストセーフティパッケージなども標準装備され、高い付加価値を持つモデルでした。

アプライドモデルE型では、EyeSight非搭載の「2.0i」および「2.0i-L(6MT車を除く)」が廃止され、代わりに「2.0i EyeSight」が新設されるなど、グレード構成の整理が行われ、CVT車は全グレードでEyeSightが標準装備となったことは、当時の販売資料などで確認できます。

このように後期D型以降のフォレスターは、ベースグレードの安全装備を充実させつつ、X-BREAKやS-Limited、Style Modernといった個性的な特別仕様車を設けることで、多様なユーザーの嗜好やライフスタイルに対応しようとしたスバルの戦略が見て取れます。X-BREAKは明確にアウトドアユースを、S-Limitedはスポーティな外観と質感を、Style Modernは記念モデルとしての特別感を打ち出しており、これらは単なる装備差ではなく、車の「キャラクター」を際立たせるための設定と言えるでしょう。中古車選びにおいても、これらのグレードごとの「個性」を理解することが、満足度の高い選択に繋がります。

【中古車購入ガイド】4代目フォレスター(SJ系)選びの重要チェックポイント

4代目フォレスター(SJ系)は中古車市場でも人気が高く、多くの選択肢があります。しかし、年式や状態によってコンディションは様々。後悔しない一台を選ぶために、知っておくべき重要なチェックポイントを解説します。

前期型と後期型(D型~)、どちらを選ぶべきか?

まず大きな選択肢となるのが、前期型(A~C型)と後期型(D型~)のどちらを選ぶかです。

  • 後期型 (D型~) のメリット:
    • 進化したEyeSight (ver.3): より広範囲を、より正確に認識し、衝突回避性能や追従クルーズコントロールの自然さが向上しています。安全性を重視するなら大きなアドバンテージであることは、専門家の評価でも一致しています。
    • 改良されたX-MODE: 悪路や滑りやすい路面での走破性と使い勝手が向上しています。SUVとしての実力がさらに高まっています。
    • 内外装の質感向上: デザインの刷新に加え、素材や細部の仕上げにも手が加えられ、より上質な印象になっています。
    • 走行性能と静粛性の改善: サスペンションの改良や静粛性対策により、乗り心地や運転の質感が向上しています。
  • 前期型のメリット:
    • 価格の手頃さ: 一般的に後期型よりも中古車価格がこなれている傾向にあります。予算を抑えたい場合には魅力的な選択肢となります。
    • 基本的なSUVとしての性能は十分: 前期型でもフォレスターならではのAWD性能や実用性は十分に備わっています。

どちらを選ぶかは、予算と何を重視するかによって変わってきます。安全性能や最新の機能を求めるなら、D型以降の後期型、特にEyeSight (ver.3)搭載車を強く推奨します。一方で、基本的な走行性能と実用性を備えつつ、コストパフォーマンスを重視するなら前期型も検討の価値があります。

知っておくべきリコール情報まとめ

中古車選びで欠かせないのがリコール情報の確認です。SJ型フォレスターに関しても、いくつかのリコールが届け出られています。購入を検討している車両がリコール対象であった場合、対策済みであるかを必ず確認しましょう。

表: スバル フォレスター (SJ型) 主なリコール情報一覧

リコール対象部品不具合の内容対象となる可能性のある生産期間/型式例改善措置の内容
バルブスプリング (エンジン部品)エンジン不調、エンストのおそれ2012年1月~2013年9月製造の一部FB20エンジン搭載車などバルブスプリング交換
リアコイルスプリング (緩衝装置)腐食による折損のおそれ平成25年3月25日~平成27年10月20日製作の一部車両点検し、該当する場合は対策品に交換
フロントドライブシャフト (動力伝達装置)強度不足による破損、走行不能のおそれ令和5年9月4日~令和5年9月16日製作の一部車両 (SK型も含むためSJ型への該当は限定的か確認要)点検し、対象ロット品は良品に交換
吸気ダクト (エンジン部品)耐油・耐熱性能低下による亀裂、エンジン不調、エンストのおそれ平成27年4月10日~平成27年10月21日製作の一部直噴ターボエンジン車点検し、該当する場合は良品に交換
イグニッションスイッチスイッチ内部部品破損によるエンジン停止、エアバッグ不作動のおそれ(NHTSA情報、国内該当は確認要)点検し、必要に応じて交換
エアバッグ (助手席)インフレーター異常破裂による乗員傷害のおそれ(NHTSA情報、タカタ製エアバッグ関連、国内該当は確認要)インフレーター交換
ブレーキマスターバック負圧抜けによるブレーキペダル操作力増大のおそれ(SJ型ウィークポイントとして言及あり)(リコール情報としては確認できず、個別確認要)

この表の価値について: 中古車購入者は、潜在的な欠陥や将来の修理リスクを常に懸念します。リコール情報はメーカーが公式に認めた欠陥に関する情報であり、購入判断において非常に重要です。上記の表は、SJ型フォレスターに関連する主なリコール情報を集約し、対象部品、不具合内容、対象期間の目安、そして改善措置の概要を一覧化したものです。これにより、購入検討者は、どのリコールに注意すべきか、検討中の車両が対象期間に含まれる可能性があるか、どのような修理が実施されているべきかを事前に効率的に把握できます。この情報は、販売店への具体的な質問や、車両の点検整備記録簿を確認する際の指針となり、より安心して中古車選びを進めるための強力な材料となるでしょう。特にエンジン関連(バルブスプリング)や足回り(リアコイルスプリング、フロントドライブシャフト)のリコールは走行性能や安全性に直結するため、中古車購入時には対策済みであることを必ず確認する必要があります。

中古車選びの際の注意点とチェック項目

リコール情報以外にも、中古のSJ型フォレスターを選ぶ際にはいくつかのチェックポイントがあります。

  • 下回りの錆: 特に降雪地域で使用された車両は、融雪剤の影響で下回りに錆が発生している可能性があります。可能であればリフトアップして確認するか、下回りの写真を複数枚見せてもらうなどして、錆の状態をチェックしましょう。これは多くの自動車専門誌でも推奨されています。
  • CVTの状態: 走行距離が多い車両やメンテナンスが不十分だった車両では、CVTに異音や振動、発進時のショックなどが発生している場合があります。スバルはリニアトロニックフルードの交換に比較的消極的ですが、実際には4万キロごとの交換が推奨されるという意見もあり、交換しないと故障リスクが高まるとも、一部の整備工場やオーナーの間で言われています。修理には高額な費用がかかるため(整備情報サイトなどによると30万円~80万円程度)、CVTフルードの交換歴や試乗時のフィーリングを注意深く確認しましょう。
  • デファレンシャルギアオイルの交換歴: AWDシステムを搭載しているため、前後デファレンシャルギアオイルの定期的な交換も重要です。メンテナンスノートなどで交換歴を確認しましょう。
  • ハブベアリングの異音: SJ型のウィークポイントの一つとして、前後ハブベアリングからの異音が、オーナーコミュニティなどで報告されています。試乗時に「ゴー」といった異音が聞こえないか確認が必要です。
  • ドアミラーの開閉不良: 電動格納式ドアミラーの作動がスムーズかどうかもチェックポイントです。これもSJ型のウィークポイントとして知られています。
  • フロントガラスの状態(EyeSight搭載車): EyeSight搭載車の場合、フロントガラスに飛び石などでヒビが入っていると、リペア修理ができず高価なガラス交換が必要になる場合があります。また、社外品ガラスへの交換も基本的に認められていないことは、スバルの整備マニュアルなどで確認できます。フロントガラスの状態は念入りに確認しましょう。
  • 試乗の実施: 可能であれば必ず試乗し、エンジンやCVTのフィーリング、足回りからの異音、ブレーキの効き具合、電装品の作動状況などを自分の五感で確かめることが重要です。
  • スバル認定中古車の検討: 品質や保証を重視するなら、スバルの認定中古車も選択肢の一つです。納車前点検で不具合が見つかった場合の無償交換や、保証期間内の無償修理、代車の提供といったメリットがあることは、スバルの公式サイトなどで確認できます。

これらのチェックポイントを押さえ、信頼できる販売店から購入することが、満足のいく中古車選びに繋がります。

【おまけ】4代目フォレスター(SJ系)におすすめのアクセサリー (Amazon Japan)

4代目フォレスター(SJ系)を手に入れたら、カーライフをさらに快適で個性的にするためのアクセサリーも気になるところです。ここでは、実用性が高く、オーナーからの評価も良好なアイテムをいくつかご紹介します。

  1. 車種専用設計 フロアマット&ラゲッジマット
    • 特徴・スペック: スバル フォレスターSJ型専用に設計されたフロアマットやラゲッジマット。TPO素材や高品質ラバー製などがあり、防水性、防汚性、耐久性に優れています。3D立体構造で砂や泥、水分が車内に広がるのを防ぎます。
    • ベネフィット: 車内の汚れを防ぎ、掃除の手間を大幅に軽減。アウトドアや雨天時の荷物の積み下ろしも気兼ねなく行えます。
    • 利用シーン: キャンプ、スキー・スノーボード、釣り、雨の日の買い物、子供やペットとのドライブなど。
    • 長所: 車種専用設計による完璧なフィット感、高い保護性能。
    • 短所: 汎用品に比べて価格がやや高めの場合がある。
    • 価格帯: 約4,000円~15,000円(2025年05月18日時点のAmazon.co.jpでの価格)
    • おすすめ理由: SJ型フォレスターの車内をきれいに保ち、アクティブな使い方をするオーナーにとって必須とも言える実用アイテムです。特にラゲッジマットは、荷室の使い勝手を大きく向上させます。
  2. 高性能エアコンフィルター (例: デンソー クリーンエアフィルター DCC5005)
    • 特徴・スペック: PM2.5対策、高除塵、脱臭効果などを備えたカーエアコン用フィルター。スバル フォレスターSJ5/SJGに適合する製品があります。
    • ベネフィット: 車内の空気を清浄に保ち、花粉やホコリ、排ガス臭などを効果的に除去。快適なドライブ環境を実現します。
    • 利用シーン: 日常の運転全般、特に花粉シーズンや都市部での走行時。
    • 長所: 簡単なDIYで交換可能、車内環境の大幅な改善が期待できる。
    • 短所: 定期的な交換が必要(通常1年または1万kmごと)。
    • 価格帯: 約1,500円~3,500円(2025年05月18日時点のAmazon.co.jpでの価格)
    • おすすめ理由: 見過ごされがちですが、車内の空気環境は快適性に直結します。定期的な交換で、常にクリーンな空気を保つことは、ドライバーや同乗者の健康のためにも重要です。
  3. グラファイトワイパーブレード/替えゴム (例: NWB製)
    • 特徴・スペック: スムーズな拭き取りと優れた耐久性を持つグラファイトコーティングが施されたワイパーブレードや替えゴム。フォレスターSJ型に適合するサイズがあります。
    • ベネフィット: 雨天時の視界をクリアに保ち、安全運転をサポート。ビビリ音の低減も期待できます。
    • 利用シーン: 雨天、雪天時の運転。
    • 長所: 良好な拭き取り性能、比較的安価で交換可能。
    • 短所: 消耗品であり、定期的な点検・交換が必要。
    • 価格帯: 替えゴム1本あたり約500円~1,500円、ブレードセットで約2,000円~4,000円(2025年05月18日時点のAmazon.co.jpでの価格)
    • おすすめ理由: 安全運転の基本であるクリアな視界確保のために、ワイパーの状態は常に良好に保つべきです。高品質な製品を選ぶことで、雨の日のドライブがより快適かつ安全になります。

これらのアクセサリーは、中古で購入したフォレスターSJ型をより自分らしく、そして快適に乗り続けるための良い投資となるでしょう。購入時には、ご自身の車両の年式やグレードに適合するかを必ず確認してください。

まとめ

本記事では、スバル4代目フォレスター(SJ系)の前期型と後期型(特にD型以降)の違いについて、エクステリア、インテリア、パワートレイン、安全性能、悪路走破性、グレード構成、そして中古車選びのポイントに至るまで、詳細に比較・解説してきました。

本記事の最重要ポイント:

  1. 後期型(D型以降)は大幅な進化: 2015年10月のD型マイナーチェンジは、単なる小変更ではなく、内外装デザインの刷新、EyeSight (ver.3)への進化X-MODEの制御改良など、多岐にわたる大幅なアップデートが行われました。
  2. 安全性能の飛躍的向上: 後期型に搭載されたEyeSight (ver.3)は、認識性能と制御能力が格段に向上し、より高度な予防安全を実現。アドバンストセーフティパッケージと合わせ、トップクラスの安全性能を誇ります。
  3. 悪路走破性と快適性の両立: 改良されたX-MODEは、より幅広い状況で確かな走破性を提供。同時に、サスペンションの改良や静粛性の向上により、日常の快適性も高められています。
  4. グレードごとの個性: X-BREAKのアウトドア志向、S-Limitedのスポーティ&上質感、Style Modernの特別感など、後期型では多様なニーズに応える個性的なグレードが設定されました。
  5. 中古車選びは情報収集が鍵: リコール情報の確認、CVTやAWDシステムの状態チェック、そして前期型・後期型の違いを理解した上でのモデル選定が、後悔しないフォレスター選びに繋がります。

結論として、4代目フォレスター(SJ系)は、前期型・後期型ともにスバルらしい実直な作り込みと高い実用性を備えた優れたSUVです。特に後期型(D型以降)は、現代の安全基準や快適性の要求にも十分応えうるポテンシャルを秘めています。

この記事を参考に、ぜひあなたにぴったりの4代目フォレスターを見つけてください。試乗の際には、本記事で触れたエクステリアやインテリアの質感の違いはもちろん、特にEyeSightの作動フィーリングやX-MODEのスイッチ操作などを実際に確認してみることをお勧めします。あなたのカーライフが、素晴らしいフォレスターとの出会いによって、より豊かなものになることを願っています。

FAQ

Q1: 4代目フォレスターSJ型の前期と後期で、一番大きな違いは何ですか? A1: 最も大きな違いは、後期型(特にD型以降、2015年10月~)に搭載された進化した運転支援システム**「EyeSight Ver.3」と、悪路走破性を高めた改良型「X-MODE」**です。これらにより、安全性とSUVとしての実用性が大幅に向上しています。また、エクステリアデザインや内装の質感も後期型で大きく進化しています。詳細は本文の各章をご参照ください。

Q2: 後期型のEyeSight Ver.3は、前期型のVer.2と比べて具体的に何が優れていますか? A2: EyeSight Ver.3は、ステレオカメラの認識範囲が約40%拡大し、カラー化されたことでブレーキランプなどの識別能力が向上しました。また、CPUの処理速度も向上し、衝突被害軽減ブレーキの作動可能な相対速度域が拡大(カタログ値50km/hへ)したほか、全車速追従クルーズコントロールの制御もより自然でスムーズになっています。詳細は本記事の「安全性の飛躍的向上:EyeSight Ver.2からVer.3へ」の章で詳しく解説しています。

Q3: フォレスターSJ型のターボモデル(SJG)とNAモデル(SJ5)の主な違いは何ですか? A3: 最大の違いは動力性能です。ターボモデルのSJG(主に2.0XT EyeSightグレード)はFA20 DITエンジンを搭載し、最高出力280psという圧倒的な加速力を持ちますが、燃料はハイオク指定です。一方、NAモデルのSJ5(2.0i系グレード)はFB20エンジンで、最高出力148psとパワーは控えめですが、扱いやすくレギュラーガソリン仕様で経済的です。詳細は「エンジンとCVT:フィーリングと効率性のバランス」の章をご参照ください。

Q4: 中古のSJ型フォレスターを購入する際に、特に注意すべきリコールはありますか? A4: はい、SJ型フォレスターにはいくつかの重要なリコールが報告されています。代表的なものとして、エンジン内部のバルブスプリング、リアコイルスプリングの腐食、フロントドライブシャフトの強度不足などがあります。中古車を購入する際には、これらのリコールへの対応が済んでいるか(対策品に交換済みかなど)を必ず確認してください。詳細は本記事の「知っておくべきリコール情報まとめ」の表でご確認いただけます。

Q5: 後期型のX-MODEは、雪道や悪路で本当に役立ちますか? A5: はい、後期型(D型以降)のX-MODEは制御が大幅に改良されており、雪道や悪路などタイヤがスリップしやすい路面での発進や走行を強力にサポートします。特に、従来はハンドルを切ると制御が弱まる傾向がありましたが、後期型では舵角に関わらず適切なトルク配分を行うように改善されました。また、一度解除されても低速域で自動復帰する機能も追加され、実用性が高まっています。詳細は「X-MODEの進化:悪路走破性と使い勝手の向上」の章をご覧ください。

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